地震で家具が倒れてきたら、怖いですよね。
なんとかしたいな~と長年思っていたので、やっとこさ家具を固定してみることにしました。
賃貸物件なので、壁にネジなどの留め具を使って固定する方法ではなく、つっぱり式にしました。
作業は全然大変ではありません。
超楽です。
Amazonでぽち。
届いてそのまま3週間くらい経過。
やっと重い腰を上げて、箱を開ける・・。
ところから、10分くらいで終わりました。
作業にとりかかるまでは、部屋の隅にあるAmazonの段ボールに睨まれているようで、その心理的負担はあります・・。
が、やればすぐでした。
家具の固定の参考にして下さればなと思います。
絶賛つっぱり中!
家具を固定するグッズを検討・購入
壁に穴をあけたくなかった&安くすませたかった、ため、最初からつっぱり式(家具固定伸縮棒)で検討しました。
他にも、壁に金具で固定したり、張り付けたりするものもあります。
検討・購入
大事!脱衣場にニトリのつっぱり式の棚を設置して、天井をへこませましたことあり。。。。
天井の強度が足りない方は、その他の固定方法、を読んで頂ければと思います。
購入するサイズを決める。
安心感から大手のアイリスオーヤマ。設置方法・注意事項を先に読みます。
近所のホームセンターでも同じものを見つけましたが、Amazonの方がちょっと安かったです。
アイリスオーヤマ伸縮棒タイプの注意点
- 設置予定の天井の強度の確認。弱い場合は天井が破損する可能性有。当て板など対策が必要。
- 天井と棚が、垂直・平行になっているか。天井や棚の上部が斜めになっていたら効果が薄れる。
- 家具の奥側につける。
※購入前に製造元のホームページでご確認下さい。
アイリスオーヤマの家具固定伸縮棒のレビュー
家具固定伸縮棒を取り出し・準備
このタイプの適応寸法は棚から天井までの間が、12.9cm~23cm。アジャスターが2種類ついています。
左がアジャスター無し12.9cm~16.4cm、右が最長19.9cm~23cmです。
下の説明書の通り、12.9cm~23cmの間であれば、問題なく取り付けることができます。
上部と下部には、硬めのクッション素材になっているので、天井と棚を傷つけ難くする配慮が。
では、準備完了!
家具固定伸縮棒を設置する
無印のユニットシェルフと天井の梁を固定します。
ユニットシェルフの高さは175cm。脚立か、無ければ椅子が必要です。
椅子を使う方は、こけないように十分注意して下さいね。
ここまで来たら、30秒くらいで終わります。
くるくるくる、と根本の部分を強めに回して、締めるだけ。
できた!
そうです。
ユニットシェルフが2つあるので、両方に取り付けました。
白色なので、結構ユニットシェルフとマッチしてます。
手でぐらぐら揺らしてチェック!
かなり固定されています!
その他の家具固定方法
天井の強度が足りなかった人も、読んでくれたらうれしいです。
- テープで張り付けて固定するタイプ
- 棚の下に挟み込むタイプ
- ねじで固定するタイプ
などもあります。
1人暮らしには、テープで張り付けるタイプが手軽でいいのかな、と思います。
が、お値段がちょっとお高い、、、でも、ぜひ興味ある方はちょっと見てみてください。
Amazon、楽天、ニトリでも取り扱いがあります。
小型のホームセンターにはなかったですが、大型のホームセンターにはありました。行く前に在庫確認をした方がいいかな、と思います。
なぜ家具を固定することが重要なのか
家具や家屋の下敷きになり、死亡するケースが多いため。
阪神淡路大震災では、犠牲者の9割が、家具や家屋の下敷きによる、圧迫死や窒息死でした。
早朝に起こったため、睡眠中の方が多かったこともあります。
次に多いのは焼死です。
家屋・家具倒壊により、身動きがとれず、多くの方が逃げられなかったためです。
地震それ自体は生きながらえても、その後身動きがとれないために死に至ってしまうケースがあるのです。
家屋の倒壊を防ぐには、補強工事など大掛かりなことが必要になります。
しかし、家具の転倒を防いだり、家具の配置を考えることは、そんなに難しいことではありません。
特に1人暮らしの場合、家具の下敷きは致命的です。
非常時には、誰しも自分や家族のことで精一杯です。
緊急車両も通れない状況かもしれません。
自助を前提にして、備えておきたいですね。
- 1、2階と11階以上では、2倍以上家具類の落下・転倒が多い。上層階ほどリスク有と認識する。
- 背の高い家具はできるだけ置かない。
- 家具が倒れてくることを想定して、ベッドや布団の位置を考える。
- 1人暮らしではよく見る、冷蔵庫の上の電子レンジも、地震が起これば飛んでくる。できるだけ低い位置に設置。
- 家具類は、できる限り固定する。
- もし家具類が転倒し、身動きがとれなくなった場合、冷静に助けを呼ぶ。(携帯電話があればそれで知らせる、大声で叫ぶ、非常用の笛を吹くなど)
さいごに
いかがでしたか?
想像以上に簡単だったのではないでしょうか?
家具転倒防止は防災の中で、一丁目一番地。
生き残ってこそ、水や食べ物が必要になりますから。
もし、時間や体力がある時に、家具を固定することを思い出してくれればいいな、と思います。
ありがとうございました